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英語講師も0点?英検要約問題で:英検の採点が物議を醸す
英語講師も0点?英検の採点が物議を醸す理由とは
2025年度の英検で、英語のプロともいえる人たちも0点となる試験が実施され話題を呼びました。実力のある受験者や、場合によっては英語講師レベルの方でも「0点」という結果が出てしまうケースが続出しているのです。大学受験でも取り入れられることが増えている英検。今回の採点基準の変更について、受験生の立場から考えてみましょう。
何が変わったのか?準2級から1級までの要約問題
試験そのもの全部が0点となったわけではありません。今回0点となったのは英検要約問題です。
英検の準2級プラスから1級で出題されている要約問題の採点方法です。2024年度までは、解答欄に記入する語数を「目安」として指示していました。例えば「100語程度で要約しなさい」といった形です。ところが2025年度からは、語数の幅を「明確に」指定する方式に変更されました。「90語から110語で要約しなさい」というように、具体的な数値範囲が示されるようになったのです。
なぜ0点が続出したのか
この変更により、指定された語数範囲で解答していなかった受験者には「0点」という評価が下されました。今までの対策通りに目安文字数で試験を解いてしまった受験者が、思わぬ形で餌食になってしまったのです。指定された文字数に足りない、もしくは多すぎた場合は一律で0点とされ、語数のルールをしっかり守った受験生以外は得点が認められませんでした。
内容がどれほど優れていても、英語の表現力が高くても、語数という形式面だけで評価されなかったわけです。英語を教える立場の方でも、出題形式の変更を正確に把握していなければ同じ結果になってしまう可能性があります。
英検の点数厳格化の背景にあるもの
では、なぜこのような厳格な基準が設けられたのでしょうか。大きな理由として考えられるのは、英検が大学入試で合否判定に用いられるなど、今まで以上に画一的な評価が求められるようになったことです。実際に一定の級以上を持っていれば入学試験の英語を「満点」にする大学や、自前の試験を実施せずに英検で代用する大学も増えています。
人生を左右する大学入試において、採点者による採点のブレは看過できない問題です。当然複数の採点者が関わる中で、「だいたい100語くらい」という曖昧な基準では、評価にばらつきが生まれてしまいます。公平性を保つために、明確な数値基準を設けることは理解できる面もあります。
本質的な英語力とは別の問題?
一方で、今回の採点方法には疑問の声も上がっています。大学受験など進路に関わる場面では公平性が重要ですが、純粋な英語力という観点で見ると、文字数という英語そのものとは関係ない要素で0点扱いされることは本質と異なるのではないか、という指摘です。
要約する力、適切な語彙を選ぶ力、文法的に正確な英文を書く力――これらの実力があっても、語数のカウントミスや時間配分のミスだけで全てが無効になってしまう採点方式に、多くの受験者や教育関係者が戸惑いを感じています。
ただやはり問題として出されている以上、出題者側の指示に従うことはある種当然のこととしてとらえる層も多いのが現実でしょう。大学受験でいえば共通テストなどで用いられるマーク式テストから考えてもあきらかですよね。いくら正しい解法で解いていても、途中までは優れた方法で解いていても、最後与えられた解答とぴったり合わなければ課程など見ずに0点です。マークミスしても言い訳は効きません。機械的に一律で✕です。
やはり大学受験の一要素として英検が利用されている以上、こうした採点時の明確化は今後も行われるような気がします。
(akamon lab) 2026年2月19日 20:10


























