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東京都市大学(前期入試)完全ガイド|数学・英語・理科の出題傾向と試験会場を徹底解説
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東京都市大学(前期入試)完全ガイド|数学・英語・理科の出題傾向と試験会場を徹底解説
東京都市大学前期入試の最新情報をお届けします。理工系を中心に8学部を擁する本学の一般選抜前期(3教科型・2教科型)について、試験会場や志願動向、数学・英語・物理・化学の科目別出題傾向を詳しく解説。受験生が押さえるべきポイントを事実ベースで整理しました。
入試直前期を迎え、東京都市大学の前期日程を検討している受験生にとって、2月1日から3日にかけて実施される一般選抜前期は最も重要な受験機会の一つとなります。本学は全国20カ所の学外試験場を設置しており、首都圏以外の受験生にも広く門戸を開いている点が特徴です。
東京都市大学(前期)入試の概観
東京都市大学は、理工学部、建築都市デザイン学部、情報工学部、メディア情報学部、環境学部、都市生活学部、人間科学部、デザイン・データ科学部の8学部18学科を擁する総合大学です。前身である武蔵工業大学の工学系ルーツを持ちながら、近年は文理融合型の学部設置や実学教育の強化を進めてきました。
2026年度の一般選抜前期は2月1日から3日の3日間で実施され、3日間のうち希望する日程を選択して受験できる「試験日自由選択制」が採用されています。ただし学外試験場での受験は2月1日と2日の2日間に限定される点に留意が必要です。前期入試は本学の入試制度の中で最も募集人数が多く、理工系学部を中心に多くの受験生が集中する日程となっています。
試験会場・志願動向の整理
東京都市大学の一般選抜前期では、本学試験場(世田谷キャンパス・横浜キャンパス)に加えて、全国20カ所に学外試験場が設けられています。これにより、北海道から九州まで幅広い地域からの受験が可能となっており、地方在住の受験生にとっても選択肢の一つとなる環境が整えられています。
2026年度の志願者速報によれば、共通テスト前期3教科型の理工学部では2,186名の志願があり、前年の2,314名から128名減少という状況です。※一般選抜前期の最終的な志願者数は出願締切後に確定されるため、現時点では暫定的なデータ
試験会場の配置については、受験生が居住地に近い会場を選ぶことで移動負担を軽減できるよう配慮されており、試験日の選択と会場の選択を組み合わせることで、個々の受験生の事情に応じた受験計画が立てられる制度設計となっています。
学部・学科の特徴
東京都市大学の理工学部は「理論と実践」を教育理念に掲げ、低学年から基礎力を養成する科目と実験・実習・演習科目を組み合わせたカリキュラムを展開しています。機械工学科、機械システム工学科、電気電子通信工学科、医用工学科、応用化学科、原子力安全工学科、自然科学科の7学科で構成され、それぞれの分野で専門性を追求する教育が行われています。
建築都市デザイン学部では建築学科と都市工学科の2学科を設置し、実務と理論を融合した人材育成を目指しています。情報工学部は知能情報工学科と情報科学科の2学科で構成され、情報技術の基盤から応用までを網羅する教育体制が整えられています。
近年の特徴として、デザイン・データ科学部など文理融合型の学部が新設され、「理系大学がつくった文理融合型学部」として全学生が研究室に所属する理工系の学びの環境を活かした教育が展開されている点が挙げられます。
東京都市大学 入試の科目別傾向
数学
東京都市大学の数学は、学部・学科によって出題範囲が異なる点に注意が必要です。理工学部や建築都市デザイン学部、情報工学部では数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B(数列)・C(ベクトル、平面上の曲線と複素数平面)が出題範囲となっており、数学Ⅲを含む本格的な理系数学が試されます。一方、メディア情報学部の情報システム学科など一部の学科では数学Ⅲを含まない数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・C(ベクトル)が範囲となっており、受験する学部学科によって対応範囲が変わります。
試験時間は90分で、大問4題の構成が基本となっています。各大問に対して小問が3問から4問程度配置されており、全問記述式で解答する形式です。出題範囲は全分野からまんべんなく出題される傾向にあり、特定の単元に偏ることなく幅広い理解が求められます。
難易度は基本から標準レベルとされており、教科書の基本事項を確実に理解していることが前提となります。ただし、計算量がやや多めの問題や思考力を要する問題も含まれており、90分という時間を有効に使って解答する必要があります。記述式であるため、途中経過を論理的に示す力も評価の対象となります。
英語
英語の試験はマーク式と記述式の併用で実施され、試験時間は80分となっています。大問はPartⅠからPartⅤまでの5題構成が標準的な形式です。
長文読解が中心となっており、1,000語前後の英文が出題される傾向にあります。内容一致問題、空欄補充、語彙問題、文法問題がバランスよく配置されており、総合的な英語力が試されます。特徴的な点として、理系テーマの英文が多く出題されることが挙げられ、科学技術や環境問題などに関連する専門的な語彙を含む文章に慣れておくことが有効とされています。
試験時間に対する問題量や難易度は標準的とされており、焦らず確実に解答していく姿勢が求められます。英検やGTECなどの外部試験を「みなし得点換算型」として利用できる制度も整備されており、英検準2級以上を受験していれば合否に関わらずCSEスコアに応じて50点から100点の範囲でみなし得点が付与されます。
物理
物理は理科の試験として、物理・化学・生物の各3題、合計9題の中から任意の3題を選択して解答する方式が採用されています。ただし入試日程によっては出題構成が変わる場合があるため、受験する日程の詳細を確認する必要があります。
試験時間は理科全体で80分とされており、選択した3題を時間内に解答します。物理の出題範囲は物理基礎および物理全般にわたり、力学、電磁気、波動などが中心的に扱われます。解答形式はマーク式と記述式の併用となっており、計算過程や考え方を示す記述が求められる問題も含まれます。
難易度は比較的易しめとされており、基本的な物理法則の理解と標準的な問題演習を積んでいれば対応可能なレベルです。ただし、問題文中の誘導やヒントを的確に読み取る読解力も必要とされます。
化学
化学も物理と同様に、化学・物理・生物の計9題の中から3題を選択する方式です。化学の大問は3題用意されており、理論化学、無機化学、有機化学の各分野からバランスよく出題される傾向にあります。
解答形式はマーク式と記述式の併用で、化学反応式や構造式を記述する問題、計算問題などが含まれます。試験時間80分の中で3題を解答する必要があるため、化学から2問、物理から1問といった組み合わせを選ぶこともできる柔軟な制度設計となっています。
化学の問題は解きやすいとされる一方、時間配分を考慮しながら確実に得点を重ねる姿勢が重要です。特に計算問題では途中経過を含めて記述する必要があるため、論理的な思考の流れを示す練習が有効とされています。
試験の時間配分や解答形式がもたらす「傾向」の分析
東京都市大学の前期入試では、数学90分、英語80分、理科80分という時間配分が設定されており、それぞれの科目で記述式の問題が含まれる点が特徴的です。記述式の比重が高い年度では、解答の論理性や途中過程の明確さがより重視される傾向が見られます。
マーク式と記述式の併用という形式は、基礎的な知識を問う問題から思考力を要する問題まで幅広く出題できるという意図が読み取れます。受験生にとっては、マーク式の問題で確実に得点を積み重ね、記述式の問題で思考過程を丁寧に示すというバランスの取れた解答姿勢が求められる構造となっています。
理科の選択問題制度は、受験生が自身の得意分野や学習状況に応じて当日に問題を選べる柔軟性を持っています。物理と化学を両方学習している受験生であれば、試験当日に問題の難易度を見て有利な組み合わせを選択することも可能です。
典型的な受験生像
東京都市大学の理工学部や情報工学部を志望する受験生の多くは、数学Ⅲまでを含む理系数学を学習しており、早慶や国公立も見据え物理と化学の両方を選択している傾向が見られます。特に機械工学科や電気電子通信工学科などの工学系学科では、物理選択の割合が高く、力学や電磁気の基礎的な理解を持った受験生が集まる傾向にあります。
一方、メディア情報学部や都市生活学部など文理融合型の学部を志望する受験生では、数学Ⅲを含まない範囲で受験できる学科もあり、理系科目に加えて人文社会科学的な興味を持つ受験生層も含まれています。
試験日自由選択制を活用して、複数日受験する受験生も多く、同じ学部学科を2日間受験することで合格可能性を高める戦略を取るケースが報告されています。また、全国の学外試験場を利用する地方受験生にとっては、移動の負担を軽減しながら首都圏の理工系大学を受験できる貴重な機会となっている状況が見られます。
まとめ
東京都市大学の一般選抜前期入試は、2月1日から3日の3日間で実施され、全国20カ所の学外試験場を含む幅広い受験機会が提供されています。理工学部を中心に8学部18学科を擁する本学は、「理論と実践」を教育理念に掲げ、基礎力と応用力を兼ね備えた人材育成を目指しています。
入試科目では、数学が学部学科によって数学Ⅲを含む場合と含まない場合に分かれ、英語は理系テーマの長文読解が中心、理科は選択問題制度により受験生の柔軟な対応が可能となっています。記述式の比重が高い点も特徴であり、論理的な思考過程を示す力が評価される構造となっています。
参考出典
- 東京都市大学 入試情報サイト受験情報ポータル https://www.comm.tcu.ac.jp/nyushi/
- 東京都市大学 公式サイト https://www.tcu.ac.jp/
(akamon lab) 2026年1月23日 21:11


























