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共通テスト直前に「効果の出やすい科目」最後の追い込み
直前期は「英語(特にリスニングと解法慣れ)」「社会(知識の整理)」を優先し、理科は分野別に対応、国語と数学は失点抑制を重視する判断が現実的。
共通テスト直前にどの科目へ時間を割くべきかを、試験制度・学習科学・予備校の直前対策を根拠に整理。英語・社会・理科・国語・数学の優先順位
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はじめに
共通テスト直前は時間が限られるため、科目ごとの「短期で得点に結びつきやすい対策」と「時間をかけても伸びにくい領域」を見極めることが重要になる。今回は試験の形式(マーク式・資料読解の増加)や学習科学の知見(反復・手続き化が効く領域)優先順位を整理する。
直前でも効果の出やすい科目 — 直前に優先すべき科目・範囲
英語(リーディング・リスニング)
英語は直前で効果が出やすい科目の上位に位置づけられる。理由は二つある。第一に、共通テスト英語は設問形式への慣れと処理速度が得点に直結するため、過去問や予想問題で「読む順序」「選択肢の消去法」「時間配分」を反復することで短期間に安定度が上がりやすい点だ。第二に、リスニングは音声慣れ(速度・イントネーション)で取りこぼしが減るため、直前の集中練習で改善が期待できる。駿台やベネッセの直前ガイドでもリスニング強化と形式慣れを重視している。
社会(地歴・公民)
社会科は「知識の整理」が得点に直結しやすく、直前の優先度は高めと考えられる。共通テストでは資料読解が増えているが、資料を正しく読むための前提は基礎知識の有無であり、頻出テーマや年表・用語の抜けを埋めるだけで得点が安定しやすい。予備校の直前教材やFinalチェック系の冊子がこの時期に重宝されるのはこのためで、短期での回復が比較的現実的という根拠がある。
理科(物理・化学・生物・地学)
理科は分野差が大きい。生物・地学は知識問題の比率が高く、暗記の整理で直前に伸びる可能性がある。一方で物理・化学は計算手順や概念理解が得点源で、基礎理解が不十分だと短期での改善は難しい。ただし、典型問題の解法手順を手続き化しておくことでミスを減らし得点を守ることは可能で、予備校も分野別に直前対策を推奨している。
国語(現代文・古文・漢文)
国語は短期で読解力そのものを大きく変えるのは難しいが、設問形式への慣れや時間配分の確認で失点を減らす余地はある。現代文は文章の相性や読解のクセが影響しやすく、直前は「大幅な得点上昇」よりも安定して解答するための手順確認が現実的。古文・漢文は語彙・文法の最終確認で得点改善が見込める場合がある。大手予備校の国語対策でも形式理解と時間配分の重要性が強調されている。
数学(ⅠA・ⅡB)
数学は直前で大きく伸ばすのが難しい科目に分類される。共通テスト数学は問題文の読解と処理速度、基礎的な論理の組み立てが必要で、基礎が固まっていない場合は短期での改善が限定的になりやすい。ただし、典型問題の再確認・計算ミス削減・解答順序の最適化は直前でも効果があり、失点を抑える観点で優先度は中程度と考えるのが実務的である。数学対策では「直前は落とさない対策」を重視。
直前にどの科目を優先するか
優先順位を決める際は、まず模試の科目別偏差値と直近の過去問での再現性を照らし合わせる。偏差値が低くても過去問で再現できるなら短期で安定化しやすく、逆に偏差値が高くても過去問で崩れる科目は本番での再現性を高める必要がある。基礎解答力が欠けている科目は短期での改善が難しいため、「得点を伸ばす」より「失点を減らす」方針に切り替える判断が合理的だ。時間と体力の制約を踏まえ、集中力を要する数学や長文英語の長時間演習は、体調や睡眠を優先して分割して行う方が効率的になる。今できないことは潔く捨てる判断は、模試データと過去問再現性に基づく確率的判断として説明できる(例:基礎が未習得の単元を直前に新規習得するより、既習の頻出分野を確実にする方が得点期待値が高い)。
まとめ
英語(特にリスニングと形式慣れ)と社会(知識整理)は直前に効果が出やすい。理科は分野別に対応し、国語と数学は大幅な伸びより失点抑制を優先するのが現実的。判断は模試偏差値・過去問再現性・基礎解答力の有無・時間的制約を基準に行うこと。
(akamon lab) 2026年1月14日 21:03
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