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【大学受験2026】直前期にやるべきこと|点を伸ばす最終戦略
いよいよ大学受験本番が近づいてきました。 この記事は、受験直前の高校3年生・既卒生、そしてその保護者の方へ向けた「合格をつかみ取るための最終戦略ガイド」です。
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【大学受験2026】直前期にやるべきこと|点を伸ばす最終戦略
「あと少ししかない」「本当にこれで間に合うのか」
試験日が近づくにつれて、焦りや不安が押し寄せてくるのは、あなたがこれまで真剣に向き合ってきた証拠です。しかし、大学受験の直前、特に「直前期の勉強法」と「メンタル管理」次第で、合否を分ける数点は十分に覆せます。
最後に勝つのは、不安を抱えながらも「今やるべきこと」に淡々と取り組んだ人です。この記事では、残された時間を最大限に活かすための戦略をお伝えします。
この記事で得られる3つのメリット * 「大学受験 直前」に優先すべき10の行動が明確になる * 科目別の最終調整法がわかり、迷いが消える * 「前日 やること」や当日の動きがリスト化され、パニックを防げる
直前期にやるべきこと10選
合格する受験生が必ず実践している「当たり前だけど最強の行動」を10個厳選しました。
1. 志望校の過去問(赤本)の徹底演習
- なぜ必要か? 出題傾向、時間配分、捨て問の見極めなど、実戦感覚を養う唯一の方法だからです。「共通テスト 直前」なら、マーク形式の独特なクセに慣れる必要があります。
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具体的な行動例
- 本番と同じ時間帯(開始時刻)に合わせて解く
- 解答用紙を拡大コピーし、記述のサイズ感を掴む
- 間違えた問題は「なぜ間違えたか」を言語化してメモする
- やる場合の注意点 点数に一喜一憂しないこと。目的は「点数を取ること」ではなく「弱点を見つけて埋めること」です。
2. 「朝型」生活への完全シフト
- なぜ必要か? 人間の脳が覚醒してフル回転するには、起床から3〜4時間かかると言われています。試験開始時に脳のピークを持ってくるためです。
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具体的な行動例
- 試験開始が9時半なら、6時半には必ず起きる
- 朝起きたらすぐに太陽の光を浴びる
- 夜型の勉強をやめ、23時〜24時には就寝する
- やる場合の注意点 急に変えると体調を崩します。1日15分ずつ早めるなど、徐々に調整しましょう。
3. 「間違え直しノート」の総復習
- なぜ必要か? 新しい知識を入れるより、一度間違えた問題を二度と間違えないようにする方が、得点アップのコスパが良いからです。
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具体的な行動例
- 模試や過去問で間違えた箇所だけを抜き出して見直す
- 「ケアレスミス」で片付けず、計算過程のどこでミスしたか確認する
- 暗記事項は赤シートで隠して瞬時に答えられるかチェック
- やる場合の注意点 綺麗なノートを作る必要はありません。自分が見て分かれば殴り書きでOKです。
4. 基礎知識・公式の最終確認
- なぜ必要か? 応用問題は解けなくても、基礎問題での失点は致命傷になるからです。直前期こそ「教科書レベル」が命綱です。
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具体的な行動例
- 英単語帳の最初の方(基本単語)をハイスピードで見直す
- 数学や理科の教科書に載っている公式の導出過程を見る
- 社会科の教科書の太字語句を再確認する
- やる場合の注意点 「知っているつもり」が一番危険です。謙虚に基礎へ立ち返りましょう。
5. 時間配分のシミュレーション
- なぜ必要か? 実力があっても、時間が足りずに解けなければ0点です。どの問題に何分かけるかを体に染み込ませる必要があります。
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具体的な行動例
- 大問ごとに「〇分経過したら強制的に次へ行く」ルールを決める
- 見直しの時間を必ず5分確保する練習をする
- 解けない問題に出会った時の「飛ばす勇気」を持つ練習
- やる場合の注意点 キッチンタイマーなどを使い、秒単位で意識してください。
6. 体調管理(感染症対策・消化の良い食事)
- なぜ必要か? 当日に高熱を出しては、これまでの努力が水の泡です。体調管理も立派な受験科目の一つです。
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具体的な行動例
- 人混みを避け、外出時は必ずマスク着用
- 手洗い・うがいの徹底
- 生もの(刺身など)を避け、消化に良い温かいものを食べる
- やる場合の注意点 過剰に神経質になりすぎず、普段通りの生活の中でリスクを減らしましょう。
7. 本番を想定した「場所変え」勉強
- なぜ必要か? 自宅の慣れた机でしか集中できないと、「本番 緊張」した時に実力が出せません。アウェイの環境に慣れておく必要があります。
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具体的な行動例
- 図書館や自習室など、他人の目がある場所で過去問を解く
- 少し雑音がある環境(カフェなど)で集中力を保つ練習
- 本番で着る予定の服(制服など)を着て勉強してみる
- やる場合の注意点 感染症リスクの高い場所は避けてください。
8. リスニング耳の維持・強化
- なぜ必要か? リスニング力は数日触れないだけで急激に衰えます。毎日音を聞くことが重要です。
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具体的な行動例
- 隙間時間に英語の音声を1.2倍速で聞く
- シャドーイングを行い、音と意味をリンクさせる
- 過去問の音声を使い、試験形式のナレーションに慣れる
- やる場合の注意点 聞き流すだけでは効果が薄いです。内容を理解しようと集中して聞きましょう。
9. ポジティブなイメージトレーニング
- なぜ必要か? 「失敗するかも」というイメージはパフォーマンスを下げます。「合格して喜んでいる自分」を脳に焼き付けることで不安を消します。
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具体的な行動例
- 合格発表で自分の番号を見つけるシーンを想像する
- 入学後に通うキャンパスを歩いている自分を想像する
- 「私はできる」と鏡に向かって言葉に出す
- やる場合の注意点 根拠のない自信でOKです。脳を騙しましょう。
10. 先生や信頼できる人との会話
- なぜ必要か? 孤独は思考をネガティブにします。誰かと話すことで客観的な視点を取り戻し、精神的な安定を得られます。
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具体的な行動例
- 学校や塾の先生に質問に行き、励ましの言葉をもらう
- 保護者とたわいもない話をしてリラックスする
- 同じ目標を持つ友人と、短時間だけ励まし合う
- やる場合の注意点 不安を煽るような友人や、ネガティブなSNSからは距離を置きましょう。
科目別:直前期の勉強法
英語
新しい長文問題集には手を出さず、今まで読んだ長文の「音読」と「単語の再確認」を徹底しましょう。読むスピードを維持することが最重要です。また、過去問の発音・アクセント問題や文法問題などの知識系を詰め直すのも効果的です。
数学
「新しい難問」は解かないこと。自信を失うだけです。これまで解いた標準問題(チャート式など)や過去問の「計算スピード」を上げる練習に特化しましょう。特に数IA・IIBCの公式や定石パターンの確認は、直前まで点数が伸びます。
国語
現代文は「感覚」で解かず、接続詞や論理展開に注目する「解法」を再確認。古文・漢文は、単語と文法(助動詞・句法)の暗記チェックが即効性ありです。漢文の句法は短期間で満点近くまで持っていけるので、最後まで粘りましょう。
理科
物理は基本公式の適用練習を。化学・生物は「暗記分野(無機・有機、生物用語)」の総ざらいが最も得点効率が良いです。教科書の図表や実験器具の使い方など、細かい知識の抜け漏れがないか、資料集を眺める時間を設けてください。
社会
直前期に一番伸びるのは社会です。教科書を読み込み、因果関係(なぜその出来事が起きたか)を整理しましょう。時事問題対策として、その年の重大ニュースと関連する単語を確認するのも忘れずに。最後まで諦めずに詰め込みましょう。
やってはいけないこと5つ
不安からやってしまいがちなNG行動です。これらを避けるだけでも合格率は上がります。
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新しい参考書に手を出す
- 使いこなせず消化不良になり、不安が増幅するだけです。ボロボロになるまで使った一冊を信じましょう。
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睡眠時間を削って勉強する
- 寝不足は記憶の定着を妨げ、集中力を低下させます。最低でも6〜7時間の睡眠は必須です。
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模試の判定をいつまでも気にする
- E判定からの逆転合格は珍しくありません。過去の結果ではなく、今の自分の伸びしろを見てください。
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難問ばかりにこだわりすぎる
- 満点を取る必要はありません。合格最低点を超えることが目標です。難問に時間を使いすぎて基礎がおろそかにならないように。
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SNSで「受験 落ちる」などを検索する
- 他人の不安やネガティブな情報に触れても、一点も上がりません。スマホの利用制限をかけましょう。
本番1週間前・前日・当日の完全チェックリスト
【1週間前】
- [ ] 生活リズムの固定: 試験当日の起床時間に起きる習慣がついているか?
- [ ] 会場へのアクセス確認: 電車の乗り換え、所要時間、混雑状況をチェックしたか?
- [ ] 持ち物リスト作成: 受験票、筆記用具、時計、現金、薬などをリストアップ。
【前日】
- [ ] 勉強は軽めに: 知識の確認程度に留め、脳を休める。
- [ ] 持ち物の最終確認: 「前日 やること」の最優先事項。受験票は絶対にカバンへ。
- [ ] 消化の良い夕食: 揚げ物や生ものは避け、温かいものを食べる。
- [ ] 早めの就寝: 眠れなくても横になって目を閉じるだけで体は休まる。
【当日】
- [ ] 余裕を持った出発: 交通機関の遅れを想定し、30分以上早めに着くように。
- [ ] 温度調節できる服装: 会場は暑かったり寒かったりします。重ね着で調整。
- [ ] 「休み時間」の過ごし方: 終わった科目の答え合わせは絶対NG。次の科目の参考書を見るか、トイレで深呼吸。
- [ ] トラブルへの心構え: 「問題が急に難化するかも」「隣の人がうるさいかも」と想定内にしておく。
直前期のメンタルケア
直前期の不安の正体は「分からないこと」への恐怖です。「落ちたらどうしよう」という未来への不安は、「今、ここ」に集中することで和らぎます。
- 心を安定させる呼吸法: 緊張したら、4秒かけて鼻から息を吸い、7秒止めて、8秒かけて口から吐く(4-7-8呼吸法)。これを数回繰り返すと副交感神経が優位になり、落ち着きます。
- ルーティンを作る: 「この音楽を聴いたら勉強する」「チョコを食べたら集中する」など、自分なりのスイッチを作りましょう。
- 親ができるサポート: 「勉強しなさい」は禁句です。いつも通り接し、栄養のある食事を用意し、家を居心地の良い場所にしてあげること。それが最大の応援です。
まとめ
直前期は、学力だけでなく人間力も試される時期です。 不安になるのは、あなたが本気だから。ここまで頑張ってきた自分自身を信じてください。
「最後の1秒まで点数は伸びる」
この言葉を胸に、まずは今、目の前の単語を1つ覚えることから始めましょう。 万全の準備をして、試験会場へ堂々と向かってください。応援しています!
(akamon lab) 2025年12月 6日 21:06


























