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志望校の「今」を知ろう!2025年11月以降開催・大学学園祭めぐり

 

志望校の「今」を知ろう!2025年11月以降開催・大学学園祭めぐり(東日本・西日本 主要大学まとめ)

 

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受験生の皆さん、そして受験生を支える保護者の皆様、こんにちは。大学受験案内の専門家です。

秋も深まり、いよいよ受験勉強も本格化する時期ですね。模試の結果に一喜一憂したり、志望校の過去問と向き合ったりと、緊張感のある毎日をお過ごしのことと思います。

そんな張り詰めた空気の中、少しだけ息抜きをしつつ、志望校への想いを新たにする絶好の機会があるのをご存知でしょうか。

それが「大学の学園祭」です。

「受験生が学園祭なんて、遊んでいて大丈夫?」

そう思われるかもしれません。しかし、志望校の学園祭を訪れることには、机の上の勉強では得られない、大きな価値があります。

  • 大学の「生」の空気を感じられる:学生たちの表情や雰囲気、校舎の様子を直接見ることで、「来年、自分もここで学ぶんだ」という強い動機付けになります。

  • 学生生活の具体的な姿を知る:模擬店や研究発表、部活動や同好会の催し物を通じて、その大学でどのような学生生活が送れるのかを具体的に想像できます。

  • 入試相談会が併催されることも:学園祭の時期に、大学職員や在学生による「受験生向けの相談会」が開かれることも多く、貴重な情報を得る好機となります。

今回は、2025年11月以降に開催が予定されている主要な大学の学園祭情報を、東日本と西日本に分けてまとめました。

(※注:情報は2025年10月末時点のものです。訪問前には必ず各大学の公式発表をご確認ください。)


 

【東日本編】2025年11月以降に訪れたい大学学園祭

 

秋の深まりとともに、関東・甲信越・東北・北海道地方でも多くの大学が学園祭の季節を迎えます。特に11月の文化の日(3日)前後は開催が集中します。

 

11月1日(土)~3日(月・祝)開催が中心の大学

 

11月の最初の週末は、学園祭の開催が最も多い時期です。志望校が重なっている場合は、どこを優先するか計画を立ててみましょう。

  • 早稲田大学(早稲田・戸山・西早稲田)「早稲田祭」「理工展」

    • 日程:11月1日(土)・2日(日)

    • 日本最大級とも称される学園祭です。早稲田・戸山校地での「早稲田祭」の熱気はもちろん、西早稲田校地(理工学部)の「理工展」では、日頃の研究成果に触れられます。その圧倒的な規模と学生の力強さを体感できるでしょう。

  • 上智大学(四谷)「ソフィア祭」

    • 日程:11月1日(土)~4日(火)

    • 語学に強い大学らしく、国際色豊かな催し物や、学生による演説会などが特徴です。都心にありながら緑豊かな校舎の雰囲気も魅力的です。

  • 明治学院大学(白金)「白金祭」

    • 日程:11月1日(土)~3日(月・祝)

    • 歴史ある白金校舎で行われる学園祭は、上品でおしゃれな雰囲気が漂います。学生たちの企画も洗練されたものが多く見られます。

  • 東京学芸大学(小金井)「小金井祭」

    • 日程:11月1日(土)~3日(月・祝)

    • 教育学部が中心の大学ならではの、子どもから大人まで楽しめる企画や、芸術・音楽系の発表が多いのが特徴です。

  • 学習院大学(目白)「桜凛祭」

    • 日程:11月1日(土)~3日(月・祝)

    • 落ち着いた校風の中にも、学生たちの活気が感じられる学園祭です。都心にありながら広々とした校舎で、ゆっくりと雰囲気を感じたい人におすすめです。

  • 千葉大学(西千葉)「千葉大祭」

    • 日程:11月1日(土)~3日(月・祝)

    • 総合大学の強みを活かし、文系から理系、園芸学部まで、多種多様な研究発表や模擬店が並びます。

  • 法政大学(小金井)「小金井祭」

    • 日程:11月1日(土)~3日(月・祝)

    • 理工系学部が集まる校地らしく、科学実験教室や研究室の公開など、知的好奇心を刺激する催し物が多いのが特徴です。

  • 東京電機大学(千住・鳩山)「旭祭」「鳩山祭」

    • 日程:11月1日(土)・2日(日)

    • 工学系の大学らしい、技術力を活かした展示や催し物が人気です。鳩山校地では花火も予定されており、地域のお祭りとしても親しまれています。

  • 青山学院大 (青山キャンパス)「青山祭」
  • 日程:10月31日(金)~11月2日(日)

  • トークショー企画、ステージ企画、ライブ企画などが有名。著名人を招いての講演会は有料ですが人気があります。またアナウンサーなどを輩出してきたことで有名なミスコン企画も人気。こちらも有料観覧になっています。

11月上旬~中旬に開催される注目の大学

 

少し時期をずらして、じっくりと開催される学園祭もあります。

  • 東京都立大学(南大沢)「みやこ祭」

    • 日程:11月2日(日)~4日(火)

    • 広大な南大沢の校舎で、学生たちの自主性を重んじた様々な企画が行われます。研究室公開なども充実しています。

  • 立教大学(池袋)「St. Paul's Festival」

    • 日程:11月3日(月・祝)~5日(水)

    • 伝統ある池袋の校舎で行われる学園祭は、その雰囲気だけでも訪れる価値があります。学生による発表や音楽演奏などが彩りを添えます。

  • お茶の水女子大学(大塚)「徽音祭(きいんさい)」

    • 日程:11月8日(土)・9日(日)

    • 日本最高峰の女子大学の学園祭です。知的な研究発表や、華やかな企画が特徴で、将来の目標となる学生像に出会えるかもしれません。

  • 帝京平成大学(中野ほか)「四季祭」

    • 日程:11月8日(土)・9日(日)

    • 複数の校地で開催されますが、特に都心の中野校舎はアクセスも良く、医療系から人文系まで多様な学びの成果に触れられます。

  • 東京農工大学(府中)「農工祭」

    • 日程:11月14日(金)~16日(日)

    • 農学部と工学部を持つ大学の特色が存分に発揮されます。農学部では収穫物の販売や動物とのふれあい、工学部では最先端の研究紹介など、見どころ満載です。

 

11月下旬:秋の締めくくりを飾る大学祭

 

受験勉強も大詰めを迎える11月下旬にも、見逃せない学園祭があります。

  • 慶應義塾大学(三田)「三田祭」

    • 日程:11月21日(金)~24日(月・振)

    • 日本で最大級の学園祭の一つであり、その規模、企画の質ともに圧巻です。著名な講演会や、学生団体のハイレベルな発表は、大きな刺激となるでしょう。

  • 東京大学(駒場)「駒場祭」

    • 日程:11月22日(土)~24日(月・振)

    • 主に1・2年生が中心となる駒場校舎での学園祭です。若々しい活気と、日本最高学府の知性が融合した、多彩な学術企画や展示が魅力です。

  • 電気通信大学(調布)「調布祭」

    • 日程:11月21日(金)~23日(日)

    • 情報・通信・工学系に強い大学らしく、学生が作成した作品の展示や、技術を駆使した催し物が多く、理系志望者には特におすすめです。

  • 東京理科大学(葛飾・神楽坂・野田)「理大祭」

    • 日程:11月22日(土)・23日(日) ※校地により異なる場合あり

    • 科学の面白さを伝える実験教室や、最先端の研究室公開など、理系大学ならではの知的な楽しさに満ちています。


 

【西日本編】2025年11月以降に訪れたい大学学園祭

 

西日本(近畿・中部・中国・四国・九州)も、11月は学園祭の最盛期です。東日本とはまた違った、個性豊かな大学の「素顔」に触れてみましょう。

 

11月1日(土)~4日(火)開催が中心の大学

 

東日本同様、11月最初の週末に多くの大学祭が集まっています。

  • 関西大学(千里山)「統一学園祭」

    • 日程:11月1日(土)~4日(火)

    • 関西最大級の規模を誇り、4日間にわたって盛大に開催されます。「祭前線」という今年の主題のもと、学生たちの熱い想いが込められた企画が目白押しです。

  • 大阪大学(豊中)「まちかね祭」

    • 日程:11月1日(土)~3日(月・祝)

    • 旧帝大の一つである大阪大学の学園祭は、学術的な企画が非常に充実しているのが特徴です。ノーベル賞受賞者を輩出した研究室の雰囲気にも触れられるかもしれません。

  • 大阪公立大学(中百舌鳥・杉本)「銀杏祭」「白鷺祭」

    • 日程:11月1日(土)~3日(月・祝)※中百舌鳥校地(白鷺祭)は2日・3日の場合あり

    • 統合により誕生した新しい大学ですが、それぞれの校地で伝統ある学園祭が開催されます。広大な敷地で、多彩な学問分野の発表が行われます。

  • 近畿大学(東大阪・奈良)「生駒祭」「農学部祭」

    • 日程:11月2日(日)~4日(火)※農学部祭は2日・3日

    • 常に新しい取り組みで注目を集める近畿大学。その学園祭も活気に満ち溢れています。東大阪校地の「生駒祭」の規模はもちろん、奈良校地の「農学部祭」も専門性が高く人気です。

  • 京都産業大学(京都)「神山祭」

    • 日程:11月1日(土)~3日(月・祝)

    • 一つの山にすべての学部が集まる大学の特色を活かし、一体感のある盛大な学園祭が繰り広げられます。

  • 甲南大学(神戸)「摂津祭」

    • 日程:11月1日(土)~3日(月・祝)

    • 神戸の山手に位置する落ち着いた雰囲気の大学ですが、学園祭は学生たちの熱気にあふれています。

  • 関西学院大学(西宮上ケ原)「新月祭」

    • 日程:11月1日(土)・2日(日)

    • 美しい校舎で知られる関西学院大学。その雰囲気に合った、知性あふれる企画や音楽演奏などが楽しめます。

  • 福岡大学(福岡)「七隈祭」

    • 日程:11月1日(土)~3日(月・祝)

    • 九州最大級の私立総合大学の学園祭として、地域全体で盛り上がります。今年は70回目という節目でもあり、多彩な催し物が予定されています。

 

11月中旬~下旬に開催される注目の大学

 

少し落ち着いた時期に開催される、じっくり見たい学園祭です。

  • 神戸大学(六甲台)「六甲祭」

    • 日程:11月8日(土)・9日(日)

    • 神戸の街を見下ろす美しい校舎で開かれる学園祭は、知的な雰囲気と学生の活気が調和しています。研究室公開は、理系志望者必見です。

  • 京都大学(京都)「11月祭(NF)」

    • 日程:11月21日(金)~24日(月・振)

    • 日本の大学の中でも特に「自由の学風」で知られる京都大学。その学園祭は、学生たちの独創的で個性あふれる企画が満載です。他では見られないようなユニークな研究発表や展示は、大きな刺激になるはずです。

  • 立命館大学(いばらき)「OIC祭典」

    • 日程:11月23日(日)

    • 比較的新しい大阪いばらき校地での学園祭です。新しい施設で、新しい学びの形に触れることができます。


 

学園祭を「受験の味方」にするための心得

 

最後に、受験生として学園祭を訪れる際に、ぜひ心がけてほしいことをお伝えします。

  1. 「お客さん」ではなく「未来の一員」として見る

    ただ楽しむだけでなく、「もし自分が入学したら、どの研究室に入りたいか」「どの部活動に興味があるか」という視点で見てみましょう。具体的な目標が見つかると、勉強への意欲も格段に上がります。

  2. 在学生に話しかけてみる

    勇気が必要かもしれませんが、模擬店や展示で在学生に話しかけてみてください。「この大学の魅力は何ですか?」「受験勉強は大変でしたか?」といった質問は、きっと快く答えてくれるはずです。生の声ほど貴重な情報はありません。

  3. 滞在時間を決めておく

    楽しくて一日中いてしまった、となると本末転倒です。「2時間だけ」と時間を決め、その中で校舎の雰囲気を感じ、目当ての学部の展示を見て、入試相談会に寄るなど、目的意識を持って回りましょう。

学園祭は、その大学が持つ「個性」や「熱量」が凝縮された場所です。

机の上の勉強で疲れた時こそ、憧れの大学の空気を吸いに行く。それは、受験勉強という長い道のりを走り抜くための、何よりの「栄養補給」になるはずです。

皆さんの志望校合格を、心から応援しています。


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