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2026年度 青山学院大学 理工学部 一般入試 個別学部日程対策

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概要(2026年度 青山学院大学 理工学部 一般入試 個別学部日程)

青山学院大学の個別学部日程(一般入試)では学部ごとに日程や配点が設定されています
理工学部の個別日程はA方式とB方式など複数の方式があり、受験科目数や配点比率が方式で異なるため、方式別に対策を組むのが最短で効率的な合格ルート


A方式とB方式の違い(受験方針と配点)

  • A方式(配点合計450点):英語150点、数学150点、理科(物理など)150点
  • B方式(配点合計500点):英語100点、数学200点、理科(物理など)200点

配点差は「数学・理科の比重」をどれだけ重視するかで合否に直結するため、自分の得意科目と弱点に合わせて方式を選び、該当方式に最適化した学習計画を


全体戦略(選択・スケジュール・得点源)

  • 方式選択基準
    • 数学・物理で安定して高得点(偏差値・模試得点上位25%程度)を取れるならB方式が有利。英語が圧倒的に得意で他が中位ならA方式を検討する(英150点の比率が高め).
  • スケジュール目安(入試準備開始から本番まで1年想定)
    1. 基礎固め(〜6か月目):教科書+標準問題集で基礎公式・概念を完全理解。
    2. 応用訓練(7〜10か月目):志望校レベルの問題集・過去問で時間配分・解法パターンを定着。
    3. 実戦期(11〜12か月目):過去問・模試で本番想定の反復、弱点潰しと答案作成練習。
  • 得点源の最適化:数学と理科(物理)はB方式で合計400点の比重が高いので、満遍なく伸ばすより「偏差を取れる分野で確実に満点近くを狙う」方が合格に効率的.

科目別対策:英語(A:150点/B:100点)

目標と方針

  • A方式:配点150点に合わせて、長文読解での正答率向上と英文和訳・作文(出題形式により)を確実に。語彙・文法の精度を高めて失点を減らす。
  • B方式:配点100点のため「短時間で正答を積み重ねる」実戦力が重要。

学習プラン(3段階)

  1. 単語・熟語・構文(基礎4か月):共通テキストで語彙7,000語レベルを目安に暗記し、英文法は問題集で誤答率0.1以下へ。
  2. 長文読解演習(4か月):段落要旨把握、設問パターン別訓練、速読力向上(精読→徐々にスピードUP)。
  3. 過去問・実戦(2か月):過去問を時間配分で解く。本番の形式(A/Bで配点差)を意識して配点配分を確認。

試験当日の戦術

  • 難問に固執せず得意分野で確実に得点。英文和訳・英作文は最初に配点が高い設問を確実に片付ける。模試での得点分布を見てAかBの英語戦略を最終調整する.

科目別対策:数学(A:150点/B:200点)

目標と方針

  • A方式:150点満点を想定した標準〜やや難レベルの問題に対応できる思考力と計算精度。
  • B方式:配点200点のため、応用問題や発展問題を得点源にできる実力が求められる。論理的解法のストックを増やす。

学習プラン(6〜12か月)

  1. 基礎確認(理系高1〜高2範囲徹底):教科書例題・標準問題集で基本処理をミスなく。
  2. 発展訓練(中盤):分野別に典型問題を50題以上反復。計算スピードと見切り(いつ別解に切り替えるか)を養う。
  3. 応用・過去問(終盤):青山学院理工の過去問や類題で実戦演習。B方式を想定するなら時間配分と難問処理の優先順位を確立。

得点を伸ばすコツ

  • 空欄や途中式の管理で減点を防ぐ。部分点が取れる記述は常に残す。確率・ベクトル・微積の強化が合否を分けることが多い(過去問の傾向に合わせて分野対策を重点化する)

科目別対策:物理(理科)(A:150点/B:200点)

目標と方針

  • 基礎物理の確実な理解:力学・電磁気・熱・波動の基本法則と典型問題の解法をマスターする。公式の適用範囲を理解することが最優先。
  • 計算精度と単位管理:物理では単位・近似・符号ミスが命取り。数値計算は丁寧に行い、途中式を残して部分点を狙う。

学習プラン(6〜10か月)

  1. 教科書+基礎問題集(3か月):教科書水準で概念を完全に。基礎問題集で公式運用と単位感覚を鍛える。
  2. 応用問題(3〜4か月):青山学院や他大学の過去問レベルの演習。文章題→式立て→計算の流れを体に染み込ませる。
  3. 実戦演習(2か月):本番時間配分で過去問を解き、論述の書き方(途中式の残し方)を確立。B方式なら高配点を意識して満点近くを狙う練習を行う

出題傾向と対策ポイント

  • 物理は「問題文の読み取り」と「モデル化(近似)」が合否の鍵。図や与条件の扱いを速く正確にする訓練を重ねる。演習中に似た典型パターンをノート化しておくと試験直前の確認で効果的。

実践的な勉強法

  • 毎日:英語(語彙30分+長文40分)、数学(問題演習60分)、物理(演習60分)を基本軸にする(週に1日は総復習)
  • 週次:模試の復習(間違いノート作成)、弱点単元の集中補強。
  • 月次:過去問1年分を解き直し、傾向の変化をチェック。青山学院は年による出題傾向の変更があるため、要項の最新情報を逐次確認すること.
  • 推奨教材例(役割別)
    • 英語:語彙集・長文演習書・志望校過去問(模試)
    • 数学:分野別標準→大学入試レベルの発展問題集・過去問
    • 物理:基礎問題集(式の扱い)→入試レベルの演習書・過去問

まとめ

  • 方式は得点配分と現状の得点力で合理的に選ぶ。数学+物理の安定度合いが高ければB方式、英語で突出しているならA方式を優先する
  • 試験直前は「弱点を消す」より「確実に取れる問題を確実に取る」方が合格率を上げる

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