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2025年度入試要項:「共通テストで多少取りこぼしても、二次で挽回しやすい国公立大学」タイプ

 

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2025年度入試要項:「共通テストで多少取りこぼしても、二次で挽回しやすい国公立大学」タイプ

抜粋一覧(代表例:理系学部・学科、2025入試要項に基づく二次配点比率 ≥ 60%、医学部は除外)

表は「大学名|学部・学科(該当の配点比率)|

大学(国立) 該当学部・学科(理系) 二次配点比率(%)/備考
東北大学 理学部(数学・物理・化学・生物 等) 68〜73%(学科により差)
筑波大学 理工系(数学類・物理・化学・応用理工 等) 約 61%(理工群各類)
電気通信大学 情報理工(Ⅰ〜Ⅲ類など) 約 63%(情報理工各類)
名古屋大学 工学部(電気電子・材料・機械 等)など 約 67%(工学系代表例)
千葉大学 工学部・理学部の多数学科(理系) 多くの理系学科で 60〜65% の表示あり(学科ごと)
新潟大学 理学・工学の一部学科 二次比率 60%前後の学科あり。
富山大学 工学部 一部(電気電子等) 二次比率 64〜67%などの例あり。
岐阜大学 工学部 各学科 二次比率:67〜75%等(学科による)
名古屋工業大学 (理工系の代表) 二次比率が高めの学科あり(一覧に掲載)
その他多数(抜粋) (例)金沢大理工、北海道大理工系、岡山大工学系、… (理系学科多数を含む)。

注:上表は「代表的かつ分かりやすい理系学科」を抜粋したもの


解説:この一覧の読み方と使い方(受験戦略にどう活かすか)

  1. 「二次比率 ≥ 60%」の意味
    → 共通テスト(一次)での点数比重が相対的に小さく、個別(二次)で合否が決まる割合が高い学科です。共テで多少取りこぼしても、二次で挽回できる余地がある一方、二次の記述・応用力が問われるため、二次対策(過去問/記述練習)が必須になります。

  2. 「医学部を除く」理由
    → 医学部も多数含まれている(医学系は高い二次比率の例が多い)が、今回は医系を除外して理工系にフォーカスしています

  3. 学科ごとの差
    → 同じ大学でも学科によって二次比率は変わります(例:工学のある専攻は2次比率が高いが、教養系や一部学際系は低い)。必ず志望学科の入試要項(大学公式)で配点比率を確認してください。

  4. 年度・方式の注意
    → 2025年度要項をベースにしていますが、入試制度は毎年見直されることがあるため、出願直前に各大学の最新「募集要項(大学公式PDF)」を再確認してください。


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