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大学受験にかかる費用は:お金はいくら必要?
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大学受験にかかる費用は、実際に動くお金として準備が必要なものが多く「受験」から「入学」までにかかる主な費用をまとめます。
1|受験にかかる費用の実態:平均は30万円前後
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模試~本番含め、受験期に必要な費用の平均は 30万円前後。国公立志望者で 約28万円、私立文系で 約31万円、理系で 約32万円という傾向です。
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「受験料」「交通費」「宿泊費」「不合格校への納付金」を合計すると、39万〜45万円程度
つまり、受験だけで数十万かかるというのが現実的なラインです。
2|受験費用の内訳
● 受験料
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大学入学共通テスト:3教科以上で18,000円が相場。
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国公立大学の2次試験:約17,000円。
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私立大学一般方式:約30,000~35,000円、複数受験する家庭では総額が膨らみます。
医療系学部では60000円など高額になります。
● 交通費・宿泊費
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遠方受験の場合、1回の移動に10,000~50,000円程度かかることも。特に遠距離移動や泊まりが伴うと負担が大きくなります。
● 併願校への納付金(辞退しても返金されない)
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複数校受験した場合、合格したけれど進学しない大学への入学手続きの出費が発生し、10万円前後になるケースが多いです
3|塾や予備校にかかるコスト:年間で数十万〜百万円単位
● 通常の学習塾
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平均年間塾代は 38万円前後、公立と私立で大きな差はなく、多くが40万円前後です。
● 難関校志望向けや集団授業型
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志望学校のレベルによって異なりますが、概ね年間 24万〜72万円、最難関校向けになると 100万円超というケースも見られます。
● 大手予備校の集中的なコース
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国公立コースでは年間 約143万円、私立文系コースでは 約116万円という高額投資になる例もあります。
4|入学手続きや新生活にかかる費用(受験費含む)
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入学関連費用の平均(受験も含む)
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国公立大学:約67万円
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私立大学文系:約82万円
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私立大学理系:約89万円(医療系学部除く)
受験費用・交通宿泊費・入学金・納付金などをすべて含めた総額です。
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● その他、入学準備にかかる追加費
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特に自宅外通学(下宿)の場合、受験費用に加え:
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家賃や敷金・礼金
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生活用品一式
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初年度の授業料など合算すると、平均約230万円になるという調査結果も。
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5|総まとめ:大学受験にかかる費用の概算
項目 | 概算金額 |
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受験だけの費用 | 約30万円〜40万円 |
併願校への納付金 | 約10万円 |
一般的な塾・予備校費(年間) | 約40万円~100万円 |
大手予備校利用(国公立対策) | 約140万円 |
入学準備費用(受験~入学) | 国公立:67万円、私立理系:89万円 |
自宅外通学含む全体初年度費 | 約230万円 |
6|費用を抑えるヒント
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出願校数と方式を精査:併願校や方式によって費用は跳ね上がります。
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近場受験や共通テスト利用を活用:交通・宿泊費の抑制につながる。
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塾選びの慎重な比較検討:映像授業やオンライン家庭教師も検討対象に。
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併願校の入学金支払いはスケジュールと見合わせて慎重に。
(akamon lab) 2025年8月20日 19:47
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