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【受験うつ】大学受験が精神的につらくなる理由と心を守るための対策とは?
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大学受験が精神的につらくなる理由と心を守るための対策とは?
大学受験という言葉を聞いて、多くの人が「人生の分岐点」「プレッシャーとの戦い」といった印象を抱くのではないでしょうか。受験勉強に追われる日々の中で、心が疲弊し、「もう限界かもしれない」と感じてしまう受験生も少なくありません。
実際、精神的なストレスが重なり、心身に不調をきたす学生も増えているのが現状です。本記事では、なぜ大学受験がここまで精神に負担をかけるのか、その背景と対処法を掘り下げていきます。
なぜ大学受験はここまでつらいのか?
大学受験が「しんどい」と感じられるのは、単なる学力の問題ではなく、多くの心理的・社会的要因が関係しています。では、その主な要因をひとつずつ見ていきましょう。
1. 成績の伸び悩みと達成感のなさ
一生懸命勉強しているのに、模試の判定が上がらない、志望校の合格可能性が低いままだ——そんな状況が続くと、「自分には向いていないのでは」といった自己否定的な思考に陥ることがあります。特に真面目で完璧主義な性格の人ほど、このような傾向が強く、スランプに苦しむケースが多いです。
2. 周囲からの期待とプレッシャー
家族、学校、塾、友人……受験生はさまざまな立場の人たちから見られ、評価される状況にあります。「期待に応えなければ」「失敗できない」という重圧が、心に大きな負担をかけてしまいます。
特に親の言葉が思いやりに欠ける場合、追い詰められたような気持ちになることも。「とにかく勉強しろ」「結果がすべてだ」という考え方が、心の余裕を奪ってしまいます。
3. 長期間の戦いによるモチベーション低下
受験勉強は短距離走ではなく、長距離走です。最初はやる気に満ちていても、時間の経過とともに気持ちが緩み、集中力を保つのが難しくなることもあるでしょう。努力が報われないように感じる瞬間は、誰にでもあります。
4. 競争と比較による劣等感
友達が好成績を取った、SNSで「〇〇大学A判定!」と報告している人がいた、そんな情報を見るたびに、自分と比べてしまう……。本来なら自分のペースで取り組むべき受験勉強も、周囲との競争によって焦りを感じてしまいがちです。
心が悲鳴を上げるときに出るサイン
受験による心身のストレスは、ある日突然あらわれるものではありません。小さなサインの積み重ねが、やがて大きな症状となってあらわれるのです。
精神的なサイン
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集中力が続かず、勉強に手がつかない
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無気力や憂うつな気分が数日以上続く
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楽しめていた趣味に興味がわかない
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自分を責める思考が止まらない
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合格できない未来ばかり想像して不安になる
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「死にたい」と感じてしまうほどの絶望感
身体的なサイン
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食欲の変化(極端な食欲不振または過食)
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不眠または過度な眠気
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動悸、頭痛、めまい、吐き気
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疲労感が抜けず、机に向かうことができない
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表情や声に覇気がなくなる
これらの症状が複数当てはまり、数週間以上続く場合は、無理に勉強を続けるのではなく、まず休息とサポートを求めることが大切です。
「不安」は現実ではなく、自分が生み出す幻想
「このままで大丈夫なのか」「もし落ちたらどうしよう」——こういった不安は、多くの受験生が抱える感情です。
けれど、冷静に考えてみてください。不安とは、実際に起こっている出来事ではなく、未来に対する予測にすぎません。つまり、「今この瞬間」ではないものに対して、私たちは怯えているのです。
希望もまた、未来の出来事です。不安も希望も、まだ起こっていない事象に対する想像に過ぎません。ならば、同じ「幻想」ならば、希望の方を信じてみるのもひとつの選択ではないでしょうか。
受験期のメンタルを守るための7つの工夫
つらさをゼロにすることは難しくても、軽減する方法はあります。次に紹介する工夫を日常に取り入れることで、心を少しでも楽に保ちましょう。
1. オンとオフを意識的に切り替える
毎日勉強ばかりでは、心が疲弊してしまいます。「朝は勉強、夕方は自由時間」と時間を区切り、休息を取ることを習慣づけましょう。
好きな音楽を聴く、散歩する、友達と話す——何でもかまいません。心が少し軽くなるような時間を、意識的に確保しましょう。
2. 同じ目標を持つ仲間を見つける
孤独感は、受験期にもっとも感じやすい感情のひとつです。志望校が同じ友人や、同じように勉強を頑張っているSNSの仲間とつながることで、「ひとりじゃない」と実感できることがあります。
直接会話をしなくても、「あの人も頑張っている」と思える存在がいるだけで、励みになります。
3. 将来の自分をイメージする
大学に合格したら、どんな生活をしたいですか? 興味のあるサークルに入る、キャンパスライフを満喫する、学びたい分野に熱中する——そういったポジティブな未来像を思い描くことが、目の前の勉強に意味を与えてくれます。
4. 適度な運動を取り入れる
体を動かすことで、ストレスホルモンが軽減され、心の安定につながります。散歩や軽いストレッチなど、簡単にできる運動を毎日の習慣に取り入れてみましょう。
5. 生活リズムを整える
夜遅くまでの勉強で睡眠不足が続くと、集中力は落ち、ネガティブ思考になりがちです。毎日同じ時間に起き、朝日を浴びて、3食しっかり食べる——そんな基本的な生活習慣を整えることが、心の健康にも直結します。
6. 信頼できる人に話す
不安や悩みを抱え込まず、信頼できる家族や先生に話してみましょう。アドバイスがなくても、「聞いてもらえた」というだけで、気持ちが整理され、安心することがあります。誰かに話すことは、それだけで心の負担を軽くする効果があります。
7. 自分を責めない
思うように進まない日があっても、それは人間として当たり前のこと。誰しも完璧ではありません。「今日は頑張れなかった。でも明日は少しでも前に進もう」と、自分を責める代わりに励ます言葉を自分自身にかけてあげてください。
最後に:受験勉強で心が疲れてしまうのは、おかしなことではない
大学受験がつらく感じるのは、あなただけではありません。周囲の人が平気そうに見えても、実は心の中で同じように悩み、不安と戦っていることもあります。
そして、精神的に追い詰められてしまうのは、決して特別なことでも、弱いからでもありません。誰もがなりうることであり、早めの対処が何よりも大切です。
つらいときは無理をせず、誰かに助けを求めましょう。心の健康を守ることは、合格すること以上に大切なことです。
受験は確かに大きな挑戦ですが、乗り越える力もまた、あなたの中にあります。焦らず、一歩ずつ進んでいきましょう。
(akamon lab) 2025年6月26日 20:30
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