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志望校別(難関校)対策

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早稲田大学 理工学部 物理

試験問題は毎年3問のセットです。
第一問が選択問題で、残り二問が答えのみを記述する出題です。
力学と電磁気学で2問を占めます。
残り1問が波動、熱力学のどちらかで出題されます。
必出の力学は物理学の基礎であり、この大学で出題される問題は本質的な理解が求められる難問です。

高校物理で解析出来る現象は非常に限られていますが、そのギリギリを突いている様に見受けられます。
運動方程式による解法、保存則による解法をしっかりと整理し確実にそれらを運用できる様になることが重要です。
電磁気学はコンデンサー回路、電磁内における荷電粒子の力学的挙動に関する問題が頻出です。
電界、磁界がどのようなものかをしっかりと理解しておきましょう。
特に電界の理解は重要です。
波動は干渉問題が多いです。
目に見えない現象故に難しいイメージを抱く生徒をよく見ますが、要は経路差における波のズレによって起こる現象なので、経路差をしっかり見極められるように学習すれば問題ありません。
反射や光学的距離による知識を養い、マイケルソンモーリーの鑑賞実験に関する問題などで練習してみると本質がわかります。

また、波の式を理解するとこの分野になぜ難しいイメージを抱くのかがわかります。
熱力学は気体の混合に関する問題が多いです。
この分野は物質量に着目し、変数を見極めて熱力学第一法則を立式します。
その点に注意してみると良いです。
他には断熱変化に特化した出題もありますので、ポワソン式などの練習もしておくべきです。

また、これは物理全般に言えますが、近似式の練習は必ずしておくべきです。
使う近似式は必ず問題文で与えられますが、ある程度練習しておかないと本番では自信を持って回答出来ません。
頻出の近似式はある程度決まっているので覚えてしまう位で良いです。

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