
タイトル:【予備校講師が教える】合格をたぐり寄せるクリスマス・年末年始の過ごし方。今、踏ん張れるかが合否の分かれ目だ。
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街が華やかなイルミネーションに包まれ、テレビからは年末特番の賑やかな音が聞こえてくる季節になりました。そんな中、机に向かっている君たちに、まずは問いかけたいことがあります。
「このクリスマスや年末年始、君はどう過ごすつもりですか?」
「少しくらい休んでも大丈夫だろう」「正月が終わってから本気を出そう」……もしそんな甘い考えが1ミリでも頭をよぎっているなら、今すぐその考えを捨ててください。ここでの数日の過ごし方が、春の笑顔を左右すると言っても過言ではありません。
この時期、受験生を取り巻く環境は一変します。親戚の集まり、特番、豪華な食事、そしてSNSに流れてくる楽しそうな友人や恋人の投稿。これらは君たちの集中力を容赦なく削ぎ落とします。
一度切れてしまった集中力を、元の「受験モード」に戻すには、休んだ時間の3倍の時間がかかると考えてください。「今日だけは特別」という妥協が、1月の君を苦しめることになります。
忘れないでください。1月に入ればすぐに大学入学共通テストが実施され、私立大の一般入試や国公立の2次試験も立て続けにやってきます。
大学によっては出願締め切りが年内や年明け早々に設定されていることもあります。必ず最新の募集要項を手元に置き、試験日程や出願期間を再確認してください。 「気がついたら出願が終わっていた」という悲劇は、笑い話では済まされません。
この時期にやるべきことは、極めてシンプルです。
基礎の再確認(インプット):英単語、古典単語、数学の公式、地歴公民の暗記。これらを「無意識に引き出せるレベル」まで高めること。
過去問・模試演習(アウトプット):志望校の過去問を時間を計って解き、自分の弱点を炙り出すこと。
この「暗記」と「演習」を同時に回すことが、合格圏内に滑り込むための唯一の戦略です。新しい参考書に手を出す必要はありません。今まで信じてきた一冊を完璧に仕上げましょう。
多くの受験生がここで失速する理由は、「生活習慣の崩れ」にあります。
一度、朝型の生活を崩して夜更かしをすれば、自律神経が乱れ、日中の思考力は著しく低下します。時間は有限です。1月の試験本番は朝から始まります。この時期に習慣を壊してしまうと、本番で100%の力を発揮することは難しくなるでしょう。
イベント当日、どうしても落ち着かない時のために、短時間で効果を出すルーチンを提示します。
英単語・漢字の復習(15分):脳を「勉強モード」に切り替える。
前日に間違えた問題の解き直し(30分):記憶の定着を確認する。
計算問題または音読(15分):アウトプットして脳を活性化させる。
これを朝一番にこなすだけで、「今日も勉強した」という自信になり、その後の学習の質が変わります。
受験生を抱えるご家庭も、この時期は気が気でないこととお察しします。親御さんにしかできない役割が、主に2つあります。
年末年始、親戚が集まる場面では、お子さんが無理に顔を出さなくて済むよう「防波堤」になってあげてください。「今は頑張り時だから」と、お子さんが勉強に専念できる環境を守るのが親御さんの大切な役割です。
NG:「本当に受かるの?」「あの子はもう過去問で合格点取ったらしいわよ」といった、不安を煽る比較や問い詰め。
OK: 豪華な食事やケーキを用意するのは大歓迎です。ただし、「あくまで日常の延長」として振る舞い、過度な特別感でプレッシャーを与えないようにしましょう。温かい夜食や、加湿器のチェックなど、身体的なサポートが何よりの励ましになります。
今、君が感じている孤独や不安は、本気で戦っている証拠です。
クリスマスや正月を返上して机に向かう。その努力の価値がわかるのは、春に合格通知を受け取った瞬間です。大学に入れば、今我慢している以上の楽しいイベントや出会いが待っています。
「あの時、逃げずにやり切った」
そう胸を張って言える冬にしましょう。あと一踏ん張りです。
※注意:大学の入試日程や方式は年度により変更される場合があります。必ず各大学の公式HPおよび募集要項を各自で確認してください。