「集団授業は合わない気がする」
「でも一人じゃ続けられない」
「通塾の時間がもったいない」
そんな思いを抱えたまま、勉強に自信が持てなかったM.S.さん(静岡県在住・県立高校3年生)。
周囲が次々と予備校に通い出す中、どうすれば「自分に合った勉強スタイル」が見つかるのか悩んでいました。
そんなとき、出会ったのがオンラインと対面を自由に組み合わせられる“ハイブリッド型予備校”。
M.S.さんはその柔軟なスタイルを活かし、法政大学・明治大学に現役合格を果たしました。
今回は、彼女がハイブリッド型の学び方をどう活用し、どのように合格を勝ち取ったのかをご紹介します。
出身地:静岡県
高校:県立高校(偏差値60台)
志望校:MARCH文系(法政・明治)
合格校:法政大学 文学部、明治大学 情報コミュニケーション学部
高校2年の冬、周りの友人が有名予備校に通い始めた頃。M.S.さんは、焦りと迷いを感じていました。
「家の近くには大きな予備校がなくて、通学するには電車で片道90分。しかも学校の課題もあるし、通塾の時間がネックでした」
そんな中、SNSで知ったのが“オンラインでも個別指導が受けられる”というハイブリッド型予備校。
単なる映像授業だけではなく、講師との双方向のやり取りがあることが決め手だったそうです。
M.S.さんの平日の学習スタイルは、主にオンライン授業+個別フォローの組み合わせでした。
毎日、録画授業やライブ授業で英語・国語・社会を受講
学習後に提出した演習や課題は、担当講師がオンライン上で添削・フィードバック
疑問点はチャットやZoomを使って、週1回の個別オンライン面談で解消
「自分のペースで進められるのに、質問はすぐにできる。『オンライン=独学』という印象が変わりました」
M.S.さんは特に世界史が苦手。暗記だけでは点数が伸びず、模試でもなかなか結果が出ませんでした。
そこで予備校の**オンライン個別指導(1対1)**を利用し、
応用問題の解き方を解説してもらう
ノートのまとめ方を画面共有しながら指導してもらう
毎週「弱点パート小テスト」を受けて確認
という流れで、着実に点数を伸ばしていきました。
「映像を見るだけじゃなく、相手と会話しながら教えてもらえるので、“わかったつもり”がなくなるんです」
長期休みや時間のとれる週末には、最寄りの教室に通い、対面の指導を受けていました。
ここでは主に、
志望理由書の添削・相談
模試の復習指導
過去問の記述添削
小論文と面接の実践練習
を重点的に行いました。
「文章力や話し方って、やっぱり対面の方が細かい指導が伝わりやすい。推薦での入学も検討していたので小論文などの対策もしていただけたのはありがたかったです。特に面接練習では、姿勢や表情まで見てもらえて本番の緊張対策になりました」
M.S.さんが語るハイブリッド型予備校の一番の魅力は、「選べること」。
得意科目(英語・現代文):オンラインで先取り+ハイレベル講座
苦手科目(世界史):オンライン個別で質問重視
面接・小論文・模試の復習:教室で実戦的な対面指導
このように、自分の学力・性格・生活スタイルに合わせて柔軟に組み合わせられる点が、最大の強みでした。
オンライン学習で心配されがちなのが「サボってしまわないか?」という点。
でも、M.S.さんは“逆に緊張感がある”と話します。
毎日の学習報告をチャットで提出
課題の進捗は講師がチェック&コメント
学習管理ツールで可視化されたスケジュール
「『見られている感』があるから、自然とやらなきゃと思えました。しかも褒めてもらえると素直に嬉しくて(笑)」
M.S.さんの保護者も、最初は「オンラインだけで大丈夫なの?」と不安を感じていたそうですが、以下の点で安心に変わったといいます。
毎月オンラインで面談報告あり
学習状況がデジタルで可視化される
通塾が少なく、送り迎えの負担が減る
「講師の先生が親にもこまめに進捗を共有してくれたのがありがたかったです」とのこと。
M.S.さんは言います。
「通塾型だったら移動がしんどくて続かなかったし、オンラインだけだったら不安になってたと思う。どちらの良さもあったから、最後までやり抜けた」
オンラインと対面の“いいとこ取り”をしながら、
自分に合ったやり方で、志望校まで一直線。
ハイブリッド型予備校は、まさに彼女にとっての“ベストな受験戦略”でした。
自分のペースで勉強したい
でも、ちゃんと管理・サポートしてほしい
地方在住で通塾が難しい
苦手科目をマンツーマンで強化したい
そんな思いが一つでもあるなら、ハイブリッド型予備校という選択肢をぜひ考えてみてください。
「どこで学ぶか」ではなく「どう学ぶか」が、合格の未来をつくっていくはずです。