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志望校はいつまでに決めるべき?受験成功のカギを握るタイミングと準備のポイント
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志望校はいつまでに決めるべき?受験成功のカギを握るタイミングと準備のポイント
大学受験を控える高校生にとって、「志望校をいつ決めるか」は、その後の学習の方針やモチベーションに大きな影響を与える重要な分岐点です。この記事では、志望校決定の理想的な時期、決定までにやっておきたい準備、大学選びの具体的なポイント、そして避けたい決め方について解説します。
志望校を決めるタイミング:いつがベスト?
志望校とは、自分が進学を希望する大学のことです。ただし、実際の受験では複数の大学を受けるのが一般的です。最初から1校に絞り込む必要はありませんが、受験準備を進める上では、ある程度「本命」を意識した選択が必要です。
高校2年生の冬が一つの目安
受験の本番は高校3年生の冬ですが、早ければ推薦型の入試が秋に控えています。そのため、高2の終わりまでには志望校の方向性をある程度固めておくのが理想です。文理選択や、地元志向か県外志向かといった進路方針も、できるだけ早めに決めると、選択科目や勉強方法を適切に組み立てることができます。
目標があることで、勉強のやる気が変わる
志望校が決まると、具体的なゴールが見えてくるため、学習への意欲も高まりやすくなります。「何のために勉強するのか」が明確にならず、モチベーションを保てないまま時間が過ぎるのは避けたいところです。
志望校決定までにやるべきこと
まだ明確な進学先が見つかっていない場合でも、今できる準備はたくさんあります。特に次の2つは意識して取り組んでおきたい行動です。
1. 情報収集を積極的に行う
大学について調べることは、志望校選びの第一歩です。名前を知っている大学や友人が目指している大学などから、インターネットでホームページや学生の口コミをチェックしてみましょう。資料請求も有効です。
気になる大学があれば、オープンキャンパスや学校説明会に参加することで、よりリアルな情報を得られます。自分がその大学で学ぶ姿をイメージできれば、志望校としての候補に挙げやすくなります。
2. 基礎学力を確実に身につける
志望校がどこであれ、基礎的な学力は必要不可欠です。学校の授業を大切にし、復習や定期テスト対策を怠らないようにしましょう。成績が安定していれば、選択できる大学の幅も広がります。
大学選びのポイント:何を基準に決める?
「どの大学が良いのか分からない」と感じている人も多いでしょう。そんなときは、以下の視点から進学先を検討してみてください。
自分の夢や興味を軸に選ぶ
「将来どんな職業に就きたいか」あるいは「どんなことを学びたいか」という観点で大学を選ぶと、自分に合った学びの場が見つかりやすくなります。
医師を目指すなら医学部、公認会計士なら経済・経営系、建築に関心があるなら工学部など、職業に直結する学部を探してみましょう。まだ明確な職業が見つかっていない場合でも、「環境問題に興味がある」「マンガが好き」といった関心から探すのも一つの方法です。
オープンキャンパスに参加する
実際に大学を訪問することで、講義内容、施設、学生の雰囲気を肌で感じることができます。オープンキャンパスでは、在学生の話を聞いたり、模擬授業に参加したりする機会もあります。
事前に見学したい施設や質問したい内容をまとめておくと、より有意義な時間になるでしょう。人気大学は早くから予約が埋まることもあるため、予定を確認して早めに申し込むのが賢明です。
就職実績をチェックする
将来の進路を見据えるなら、大学の就職実績も重要な要素です。公式サイトやパンフレットに掲載されているデータから、自分が目指す業界や企業に卒業生がどれくらい就職しているかを確認しましょう。
学部ごとの就職先を見れば、その大学でどのような専門知識が身につくのかもイメージしやすくなります。
先輩や先生に相談してみる
受験を経験した先輩や、進路指導の先生から話を聞くことで、実体験に基づいたアドバイスがもらえます。自分が抱えている悩みや迷いを素直に話すことで、より適切な助言が得られるでしょう。
「どんな点で迷っているのか」「何を知りたいのか」を事前に整理しておくと、相談がスムーズに進みます。
併願校の選定も重要
第一志望校に加え、併願校も早めに検討しておくことで、受験スケジュールや勉強の優先順位が立てやすくなります。
私立大学の場合は、出願が12月初旬から始まることが多いため、年末までに併願校を含めた出願先を決定し、必要書類の準備を進めましょう。
また、「第一志望に受からなかったら浪人する」と決めている人も、滑り止めを受けておくことで、受験当日の緊張が和らいだり、成績の指針になったりします。
NGな志望校の決め方に注意
最後に、避けるべき志望校の選び方を紹介します。
知名度やイメージだけで選ぶのは危険
「名前が有名だから」「友達が行くから」といった理由で大学を選んでしまうと、入学後に「こんなはずじゃなかった」と後悔する可能性があります。大学生活は数年間続く大切な期間です。内容や学びの質にも注目して選びましょう。
家族や周囲の意見に流されすぎない
もちろん周囲の意見は参考になりますが、自分の将来を他人の判断に任せてしまうと、途中で進路変更したくなったときに迷いが生じます。最終的には「自分が本当に通いたいかどうか」という気持ちが大切です。
まとめ:早めの決断が未来をひらく
志望校の決定は、単なる受験校選びではなく、自分の将来を左右する大切な選択です。高2の冬までに方向性を固め、大学や学部の情報収集を進めながら、地に足のついた準備をしていきましょう。
「行ってみたい」「学びたい」「成長したい」――そんな思いを大切に、納得のいく進学先を選んでください。
(akamon lab) 2025年6月 7日 20:52
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